その常識はもう古い?インフルエンザウィルス感染と対策について【予防接種の重要性】

健康
たろーけ
たろーけ

インフルエンザにかかる人とかからない人の違いってなんだろう。

手洗いやうがいの他にどんな対策ができるのかな。

例年12~2月頃にかけて猛威をふるっているインフルエンザですが、インフルエンザに関するあなたの情報のアップデートされていますか?

インフルエンザの原因と対策について知ることで少しでも重篤化する人が減ることを願いこの記事を書かせてもらいます。

是非とも最新のインフルエンザ情報をアップデートしていってください。

2020年1月中国武漢で新型コロナウィルスの発生を確認し、現在感染被害者拡大の流れを見せております。

広く見れば同じ感染症になるのでインフルエンザと同様人に伝染る可能性があります。

あわせて注意下さい。

インフルエンザとは

「インフルエンザウィルス」によって発症する感染症で、A・B・C型とそれぞれ型があります。

そのうち人に感染するのはA型またはB型のみです。

インフルエンザと判定できるようになったのはここ100年の間の話です。

血清考古学的には1889年に感染した名残であるA型インフルエンザウイルス抗体(H2N2)が後に検出されているが,ウイルスが初めて人から分離されたのは1933 年のことである。

インフルエンザの歴史  堀本 泰介
たろーけ
たろーけ

ちなみに「インフルエンザ菌」という細菌がいるんだけど、

インフルエンザの病原体ではないんだ。

紛らわしいけど、病原体は「インフルエンザウィルス」だよ。

インフルエンザの症状について

インフルエンザは一般的に言われる「風邪」と比較しても特徴のある症状があります。

  • 38℃以上の高熱
  • 関節の痛み
  • 悪寒
  • 食欲不振
  • 倦怠感
  • くしゃみ、鼻水

症状の中でも特に高熱、関節痛、悪寒が見られる時は要注意です。

一般的な風邪の症状ではあまり見られないことから違いはわかりやすいかもしれませんね。

インフルエンザの潜伏期間

病気にはそれぞれ潜伏期間というものが存在します。

潜伏期間とはウィルスに感染して症状が発生するまでの期間を指すものです。

潜伏期間中は症状も出ませんが、病原体を体内に宿しているわけですから他の人に感染させてしまう恐れがあります。

実際インフルエンザの潜伏期間は1~2日と言われていますので、他の感染症よりは短いと言えます。

先生
先生

麻疹:1週間~2週間  おたふく風邪:3週間  水疱瘡:2週間

マイコプラズマ感染症:2~3週間  結核:6ヶ月以内

これはその他の感染症の潜伏期間です。

インフルエンザに比べ潜伏期間が大きく異なりますね。

インフルエンザの感染経路と対策

インフルエンザには大きく分けて3つの感染経路があります。

それぞれに対して対策が異なりますが、正しい知識と対策法を身につけて発症のリスクを下げましょう。

飛沫感染

インフルエンザの感染で最も発症確率の高いのが飛沫感染です。

飛沫感染は感染者の咳やくしゃみが人間の体内に入ることで発症します。

この場合あくまで吸い込むことが主となりますので、口や鼻から吸い込んでしまう場合を指すのですが、目の粘膜に接触することで発症する恐れがあります。

インフルエンザに感染した人が咳をするとその周囲1.5mは感染エリアになると言われています。

ではどのように対策したら良いでしょうか。

お母さん
お母さん

やっぱりマスクをつけるんじゃない?

みんなそうしているし。

もちろん感染者に関しては なるべくなら外出自体を控えるべきですが 、やむおえず外出しなければならない場合もあります。

もちろんそのときには咳やくしゃみをする可能性があり、ウィルスを飛散させないことを目的にマスク着用は必須です。

感染していない人がマスクをする事にもメリットがあります。

  • 直接飛沫を受けにくくなる
  • 口や喉の湿度を保つ
  • ウィルスのついた手で口を触らなくできる

マスク着用時はしっかり鼻あてを押し込んでなるべくすき間が出来ないように着用することをおすすめします。

以前紹介した防じんマスクは性能自体はとても良いのですが、付け方が少し難しいので正しく着用できない人が多く、また大人用に設計されているので子供には不向きです。

もちろん正しく着用できる場合は間違いなく一般マスクよりは信頼度が高いです。

性能は段違い?!防じんマスクをウィルス対策としても使えるんです。

接触感染

続いて接触感染ですが、インフルエンザウィルスは非常にしぶといやつなんです。

例えばインフルエンザに感染した人が咳をする時、マスクがないときすると手で口を覆います。

その時手にはインフルエンザがびっしりとついた状態になります。

この時すぐに手を洗いに行ければよいのですが、なかなか手を洗う場所がなかったり自分が感染していると思わない場合はあります。

そしてそもそも手を洗わない可能性もあります。

そんな時に触れたドアやマウス、キーボード、コップや机はインフルエンザウィルスに汚染されています。考えただけでもゾッとしますよね。

ドアノブやつり革取っ手などウィルスがいるという意識をもってこまめに手を洗いましょう。

また細菌では手に塗り込むだけで殺菌の出来るスプレーやジェルもありますので活用しましょう。

たろーけ
たろーけ

スプレーやジェルを使う人が増えたけど、

ちょっと手につけるぐらいではその効果をフルに発揮出来ないんだ。

なるべく沢山しばらく消えないぐらい取ってから、ゆっくり塗りこもう。

空気感染

また怖いのが本当にインフルエンザウィルスはしぶといのです。

生物の細胞の中なければ増殖することは出来ませんが、生体外でも一定時間生きています。

環境によるインフルエンザウィルスの生存時間を確認してみましょう。

環境生存時間
空気中2~8時間
乾燥空気24時間以上
なめらかな表面24~48時間
凹凸面8~12時間

実はインフルエンザウィルスは気温22℃以上湿度50%以上を4時間以上保った場合だとインフルエンザウィルスはほとんど死滅します。

高温多湿の環境下ではインフルエンザウィルスは生きられないのです。

そのため部屋を加温加湿することが非常に有効です。

その他細菌では次亜塩素酸などの除菌スプレーや二酸化塩素を発生させるポッドといった商品もたくさん出ております。

たろーけ
たろーけ

個人的に二酸化塩素系は置いておくだけでいいので非常に管理が楽です。

インフルエンザが流行る12~2月頃は私は居間や寝室に置いています。

置いたこと無い方は試してみると良いかもしれません。

※ただし、たまに独特の匂いを感じることがあります。

インフルエンザの治療法について

インフルエンザの治療には主に3種類の治療法があります。

  • 内服薬 タミフル、ゾフルーザ
  • 吸引薬 リレンザ、イナビル
  • 点滴薬 ラピアクタ

タミフルやリレンザは聞き覚えのある人が多いと思いますが、ゾフルーザという薬も今は処方されるようです。

いわゆる「新薬」と呼ばれるもので2018年から処方が開始されました。

そのため臨床データが他の薬よりも少なくちょっと怖いと思われる方も多いかもしれませんが、

大きなメリットがあります。

  • 1回薬を飲むだけでよい タミフルは朝晩2回の5日間
  • 体からウィルスが排出されるのが早い
  • インフルエンザA型はもちろんタミフルが効きにくいとされるB型にも効果がある

一回飲むだけで良いと言うのはすごく気が楽ですよね。

その分価格はタミフルに比べ約4倍の2錠5,000円です。

タミフルと小児異常行動について

タミフルを服用した子供が異常行動をとり、マンションから落下したというようなニュースを覚えている方は多いと思います。

実際私自身もタミフルは子供に与えてはいけないという認識を持っていた一人です。

ですが現在「タミフルと小児異常行動は因果関係がない。」と結論づけされています。

2018年厚生省は一時は10代への投薬を原則として差し控えると記述部分を削除しました。

実際の所小児異常行動はインフルエンザの熱による異常行動と結論付けられました。

ハカセ
ハカセ

タミフルに関わらず、インフルエンザ発症中は高熱により幻覚を見る場合も多いため、親御さんはしっかり子供をみてあげてください。

予防接種のすすめ

予防接種は毎年流行の前の10月ごろから各医院にて実施されていますが、あなたは予防接種うけていますか?

予防接種という言葉から「かからないようにするため」の対応という認識を持つ方が多いのですが、もちろんこれも間違いではありませんが、加えて「症状の重篤化を防ぐ」ことと「合併症を防ぐ」ことが大きな役割です。

まず予防接種というのは感染力を失わせた不活性ウィルスを体に打つことで体に抗体を作らせる事を目的としています。

その年に流行すると予想されるインフルエンザを予測してワクチンを作ります。

予測って本当にそれ大丈夫?

外れたら効果ないんじゃ・・・。

基本的にワクチンは3種混合です。A,B,CではなくてA型2株、B型1株といった具合です。

WHOや日本の感染予防研究所が世界各地でインフルエンザの発生を調査し、そのデータを元に流行する型を予想して作られます。

新型インフルエンザ等が発生しない限りは発症を止める、症状の重篤化を防ぐという点でしっかり活躍しています。

子供や妊婦、65歳以上の人は症状が悪化しやすい傾向で、ハイリスクグループと呼ばれます。

合併症を発症しやすいため予防接種を強くおすすめします。

実際インフルエンザではなく合併症の肺炎や脳症が影響で、入院や手術を余儀なくされる場合があります。

こぼれ話 歯磨きがインフルエンザを防ぐ?

インフルエンザの発症を歯磨きが予防してくれる?というまことしやかな情報があります。

歯科衛生士による口腔のケアを受けた人と受けていない人の間でインフルエンザの発症率が10分の1になったという報告があります。

これにはしっかりとした理由があります。難しいのでざっくりと説明すると

インフルエンザウィルスを細胞内に入れやすくする酵素Aとインフルエンザウィルスの増殖を手助けする酵素Bが口の中に存在します。

酵素A
酵素A

インフルエンザさんいらっしゃ~い。

別に悪気があるわけじゃないよ?

酵素B
酵素B

どうぞどうぞゆっくりしてってください。

別に悪気があるわけじゃないよ?

これらは口の中が汚れていれば汚れているほど増えるので、歯磨き等のオーラルケアができていない場合に感染の速度を早めさせてしまう恐れがあります。

そのため歯磨きの効果で発症率が大幅に下がったという結果がでたのです。

まとめ

インフルエンザが発症するとあなたは学校や仕事を約1週間休まねばなりません。

また一緒に生活する仲間を苦しめる可能性があります。

インフルエンザの対策の復習です。

  • 部屋の温度湿度をあげよう
  • マスクをして咳エチケット
  • 手洗いうがい+歯磨きをしよう
  • 流行を知ろう
  • 栄養と水分をしっかりとって安静に
  • 小さいお子さんからは目を離さない

インフルエンザの対策はもちろん症状の悪化を考慮してお子さんやおじいちゃん、おばあちゃんに予防接種を勧めてあげてください。

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